
クラウドワークスはやめたほうがいいって聞くけど実際どうなんだろう、、
私が実際に利用してみた実体験から、それぞれの実態と対策をお話しさせて頂きますね!

「クラウドワークスはやめたほうがいい」とはよくネットで目にしますが、実際はどうなのか。その実態を検証し、そこから得られた検証結果からその対策法をご紹介します。
(※WEB制作に関するものに限らせて頂きます)
まずは実態を理解し、正しく対策をする。
ここに焦点を絞ってお話させて頂きます。
もくじ
ネットで見る「クラウドワークスはやめたほうがいい」と言われる理由
ネットを見てみると、色々な理由が書いてありましたが主に下の5つが書かれていることが多かったですね。
・低単価案件が多い
・システム手数料が高い
・単発案件が多い
・案件の応募者が多すぎる
・悪質なクライアントがいる
それでは早速これらの実態を見ていきたいと思います。
低単価案件が多い?
まず一発目。一番よく聞く理由の一つなんじゃないかなと。
私はWeb制作を中心にお仕事を頂いているので、ホームページ制作の案件を見ていきます。
相場的にはWordPressサイト5ページくらいで20万〜50万円あたりだと思っておいてください(スキルレベルや経験により多少前後するものとするものとします)。
まずはこちら。WordPressサイト、10〜12ページで5万〜10万円。
作業工数から時給換算するとかなり時給が低そうになりそうな案件ですね。

こちらの案件もWordPressサイト。5ページ。予算1万〜5万円。
渋い案件ですね、、

確かに情報通り、中々に作業工数とご予算が見合わない案件がちらほら拝見されました。
ただ、適正単価での案件もしっかり募集されているので全てが低単価というわけではないではないですね。
あくまで「ある一定数低単価案件が含まれている」といったところでした。
システム手数料が高い?
これはクラウドソーシング系サービスでは手数料はつきものですよね。
クラウドワークスでは下の表に則って手数料が決まっています。
報酬額(契約金額)が上がれば手数料が下がっていく仕組みになってますね。

これが高いのか低いのかは個人差があるかと思いますが、私は高いとは思っていません。
その理由は後ほど説明していきます。
単発案件が多い?

単発案件とは、クライアントとの継続なくその案件で関係が終わる案件のことです。
確かにクラウドワークスは企業や個人の方と直接契約を結ぶわけではないので、今後の継続的な関係が約束されているわけではないですね。
ただ、これは正直受け身姿勢の方が陥る部分なのでここの対策についても後述します。
案件の応募者が多すぎる?
これは間違いないですね(笑)
応募者が多いだけではなく、皆さんの応募が早すぎるんですよね。
1日経ってしまえば80人以上応募していたなんてのはザラですね。


ライバルが多いーー!!
悪質なクライアントがいる?

私が出会うことはありませんでしたが、いるにはいるみたいですね(笑)。
納品したのに報酬が支払われない、案件進行のやり取りに問題がある、コミュニケーションコストが異常にかかるといったようなクライアントも中にはいます。
これは初案件の獲得を目指す方が出会いがちですが、対策を施せればここで困ることはないですね。対策法は後ほど、、
実際にクラウドワークスを利用してみた結果
それでは実際に利用してみた結果を報告します。
登録から1ヶ月間の集計になります。
月間売り上げ結果
結論、WordPressサイト制作案件を2件受注し、受注額257,900円でした。

受注案件概要
受注案件の概要をご紹介しますね。
1件目
WordPressサイト、ボリューム1ページ、納期1ヶ月のリニューアル案件ですね。
クライアントの方もとても気さくな方でとても気持ちよくお仕事を進めていくことができました。

2件目
こちらもWordPressサイト、ボリューム5ページ、納期2週間の新規案件でした。
スケジュールはかなりタイトでしたが、クライアントの方と打ち合わせを繰り返しながらなんとか納品にありつきました。


ネットで見る「やめたほうがいい」理由への対策法
それでは、実体験から得られた内容から最初に挙げた5つの理由への対策を説明していきますね。
「低単価案件」は適正単価案件にできる

確かに工数の割に低単価で募集されている案件はある一定の割合は占めています。
しかし、低単価案件は逆にチャンスだったりするんですよね。
こういった案件の場合、考えられるクライアントのパターンは2種類です。
①本当に予算が少ない
②ホームページ制作の相場を知らない
①の場合、受注するには作業者側が予算に合わせた提案をするしかないですね。
しかしこれでは疲弊してしまうので、私は契約はしないです。
では②の場合。
これがチャンスなんですよね。なぜか。
それは、商談の中でしっかりと相場を説明し、適正単価をお伝えすることで高単価案件となる可能性が大きくあるからです。
さらに、こうした低単価案件はライバルも少ないので、返信率も上がりやすいんですよね。
しっかりと商談の中で価値を伝えられるようになれれば、むしろ狙わない手はないといった状態になります。
「システム手数料」はクライアント探しの外注費と考えよう

これは考え方には個人差があるところではありますが、私はそこまで高いとは思っていません。
そもそも案件を獲得するためには、ホームページを必要としているクライアント探しから始まりますよね。
飛び込みなり、営業メール、テルアポなどなど、、
クラウドワークスを利用することでこのフェーズを省くことができるんですよね。
ホームページ制作を必要としている方を集めてくれているので、制作者側の労力は大きく減ります。
そこに費やす時給分をクラウドワークス側にお支払いするというのは真っ当だと思います。
もしそれでも手数料がもったいないということであれば、そもそもクラウドソーシングサービスを利用せず、ご自身で案件を取りに行く方をおすすめします。
「単発案件」は継続案件に変えられる

正直、これはクラウドワークスではなく制作者側に原因があることで発生しているものではないかと思います。
「単発案件が多い」のではなく、お仕事を受けた制作者が「継続案件に繋げられていない」という方が正しいです。
クライアント側からすると、毎案件新しい人にお願いするのはコミュニケーションコストもかかりますからできることなら同じ人にお願いしたいというのが正直なところ。
つまり、本来なら継続案件につながっていたものを自ら手放している機会があるということですね。
今回は、いかに単発案件を継続案件へと繋げていくかの対策をご紹介しますが、特別な対策は何もありません。
普通のことをいかに普通にできるのかが重要です。
・即レス即対応
・納期を守る
・報告、連絡、相談
・分からない所は適当に答えない
・ググって解決
ここを徹底しているだけで継続案件に繋がりやすいですよ。
特別なことは何もありません。
「普通」のことを普通にできる制作者になってクライアントの満足度を爆上げしていきましょう!
「案件の応募者が多すぎる」なら新着案件を狙おう

確かにクラウドワークスの案件は応募者数えぐいです!
ただ、えぐいといって何も対策をしなければ案件は獲得できません。
ここの対策法は一つしかありません。
一桁台、遅くとも30人までには応募をする
これしかないです。
クライアントからするとお仕事の募集をかけるとどんどん応募が集まります。
もし自分がクライアントの立場だったら最初の方は提案文をしっかり読みますが、30人、40人、100人と集まると正直後半は読まないですよね(笑)
これは多くの方に当てはまることだと思うので、いかに新着のうちに応募できるかで返信率が大きく変わってきますね。
ちなみに私は1時間に1度は新着案件がないかチェックをしていました。
ここまでチェックは必要ないと思いますが、最低でも1日3回はチェックしておくのがおすすめです。
「悪質なクライアント」は商談で見極めよう

前述したようなクライアントは確かに存在するので、これは対策をして契約を避けていくしかありません。
対策方法の一つとしては
契約前にZOOMなどで商談をする
これがおすすめです。
メッセージだけだとクライアントがどんな相手か分かりませんが、ZOOMなどのオンラインMTGツールで直接顔を合わせてお話することで、お人柄や雰囲気が分かりますよね。
そういった中で違和感を感じ取った場合には契約を避けるようにしていく。
そうすることで悪質なクライアントに苦しむ機会は大きく減らせるのでおすすめです。
まとめ
ここまでネット上で散見される「クラウドワークスはやめたほうがいい」と言われる理由についてその実態と対策を述べてきましたが、
結論、全て自分自身で解決できるものばっかなんですよね。
私はここから3ヶ月でプロクラウドワーカーに認定をいただきましたが、自分の考え方やマインド次第で誰でも結果を出すことができると思います。
この辺りの立ち回りで分からないところがあればお気軽にご相談ください。